« ANDERSON, RABIN & WAKEMAN AN EVENING OF YES MUSIC & MORE 2016 USA TOUR ライヴ音源(Oct 4, 2016 @ Orlando, FL USA) | トップページ | DUNCAN MACKAY "SCORE" »

2016年10月15日 (土)

フランシス・ダナリー 「ヴァンパイアーズ」(FRANCIS DUNNERY "VAMPIRES")

つい1週間ほど前まで京都では最高気温が30度超えで蒸し暑くて、職場では9月いっぱいでのクールビズ終了の予定が急遽1ヶ月延長になったり、ところがここ1週間は一気に気温が下がって朝方の冷え込み厳しく、全くもって服装の調整が難しい。職場でも深夜から朝方の勤務時は暖房を入れ始める状態である。相変わらず職場での24時間シフト勤務や仮眠にうまく対応できず寝不足が重なるせいか休みの日もちょっとテレビを見ているうちにすぐ寝落ちする。基本的に土日祝日休みとかじゃないから、所謂連休ってのが無い。これがどうも今までの自分のリズムと違うのが大きい。一日休んだらすぐまた翌日仕事なので、落ち着いて休めないというかなんか休んだ気がしない。コレは今の仕事で自分はどうなんだろうなどと思ったりする瞬間もあるが、後ろ向きやネガティヴな考え方は極力しない主義なので何とかこの状況の中での小さな楽しみを見つけたり、例えば明けで帰宅した朝っぱらから晩酌ならぬ朝酌が出来るのも気分がイイではないかとか、前向きに捉えようと奮闘するのである。ブログを書くこともなかなか手が付かず、自分的にこのブログの使い方と言うか書き方も考えないとなぁとか思ったり。気合を入れて書こうと思わずに、なんちゅうかもっと気楽に、ちょっと出かけた話とかグルメネタとかもありかなとか。でないと気分的にブログ更新が負担になってきて面白くなくなってくる。何度も言うがコレ仕事じゃないんだしな。まぁそんな具合なので購入したCDを聴くどころか開封すらしていないものが溜まり始めてきた。

なんとか開封したものから取り上げようかという事で、今回はフランシスダナリーのイットバイツ時代の楽曲セルフカヴァー作である。

Img_2703_640x480

本作は今年の前半にはダナリーのサイト等でリリースされていたが、来日話に合わせて国内盤発売の予定があったので、ずーっと国内盤待ちで買い控えていた。ようやく10月に入ってボーナストラック1曲込みで国内盤リリースとなったものである。

最近は家でじっくりCDを聴く感じではなく、アイホンに入れておいた作品を休日のウォーキング中に聴くというクセがついてしまって、それが主な音楽リスニングタイムになってしまっている。どんどんアイホンにCD音源を放り込むものだから、アイホンの容量がパンパンになってきて、とうとう容量不足みたいなメッセージが出始めた。アイホンも新しいの出たことなので容量の大きいのに機種変しようかと考え始める。

それで、本作であるがウォーキング中に3周ほど聴けた。収録曲は以下のCDパッケージ裏面より。

Img_2716_640x480

言うまでもなくフランシスダナリー在籍時のイットバイツ初期3作からのセレクションで、全曲リ・レコーディングされたものである。楽曲のクォリティの高さは80年代当時から評価されていたし、それらの曲をほぼ原曲通りのアレンジで再録しているから、繰り返し聴けるクォリティではある。実際、音楽を聴く暇が無いだの未開封のCDが増えてきただの言いつつ本作はウォーキング時を利用して3周も聴いたんだから。

過去によく聴いてきた楽曲であり私の中でのイットバイツのリスニング歴は以前にこちらの記事でも書いたので全曲レビューはしないけど、感想と言うか第一印象は恐らく聴いた人すべてが同じ印象を持ったのではないか。それは音像についてである。先にも触れたとおりアレンジは全てほぼ原曲通りであるが、音像がとても素朴と言うか、80年代的なエコー感やキラキラ感が全く削ぎ落とされたようなサウンド。一例を挙げれば鍵盤サウンド、80年代の派手さやキラキラ感を避けてハモンドオルガン系のサウンドを多用していたりする。これが曲の良さを露わにするために敢えて狙った音像なのか、それとも金や時間をかけなかった結果としてこうなったのかは分からない。この音像と言う部分だけを捉えればポジティヴにでもネガティヴにでもどうにでも捉えられる。80年代的サウンドが好きな私は、本作を何度か聴いた後に改めて80年代のイットバイツ3作を聴きたくなってしまったのが正直なところ。しかし私としては決して本作の存在をネガティヴに捉えてはいない。もうプログレッシヴミュージックはやりたくないと言ってイットバイツを離れ、事実90年代以降はシンプルなロックやアコースティック路線に進んでいたフランシスダナリーが、いま改めてイットバイツ時代の楽曲に真正面から向き合ったことを素直に喜びたいのである。その歴史を踏まえた今のフランシスダナリーがイットバイツの楽曲を演奏するとこうなる、そういう事なんだと思う。

いよいよ待望のソロとしての来日公演が2週間後に迫ってきた。地方に帰郷した私が一番恐れていた、東京公演のみの来日スケジュール(苦笑)。仕方ないので東京公演のチケットを購入。東京で泊まることも考えれば2日分の休みを確保しないといけない。交通費と宿代もいる。その前にその日と翌日に仕事を休めるかはまだ判然とせず・・・(職場で申請はしている)。おまけに10月31日にはタワーレコード渋谷でサイン会、11月4日には南青山でミート&グリートもあるとの事で、あぁ東京方面に住んでいれば2回もサインを貰うチャンスがあったのに!! みたいな悔しい思いをしなければならないのも地方に帰郷してしまった私ならでは。でもそういう事まで覚悟しての一大決心で帰郷したのだからやむを得ない。

ジョンミッチェル入り現行イットバイツが休眠状態の現在、フランシスダナリーがイットバイツ楽曲再現ライヴをやるのはまさにタイミングとしてはベストと言ってもイイ。オールスタンディングなので腰の具合が心配とか、グズグズ言わずに思いっきり楽しみたい。

|

« ANDERSON, RABIN & WAKEMAN AN EVENING OF YES MUSIC & MORE 2016 USA TOUR ライヴ音源(Oct 4, 2016 @ Orlando, FL USA) | トップページ | DUNCAN MACKAY "SCORE" »