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2019年11月23日 (土)

キング・クリムゾン 「ザ・リコンストラクション・オブ・ライト~40周年記念HQCD+DVD(オーディオ)エディション」(KING CRIMSON "THE RECONSTRUKCTION OF LIGHT")

今たまたま気付いた。この記事エントリーで拙ブログ600本目の記事のようだ。週一くらいのペースで決して活発にアレしてるブログではないけど、でも600本も記事書いてたんだと思うと我ながらようやっとるなぁって。売文屋だったら結構な金になってるやろってwww。ダーターで読める拙ブログ、読んで下さってる方々にはどうぞご自由にって感じ。その代わり意見も何も一切受け付けませんけど。ダーターですからww。

次々オーダーしていたCDが到着するんだけど、いっぺんには聴けない。順番だ順番。取り急ぎ聴きたいヤツから順番に。イエスのFROM A PAGEに続いてキングクリムゾンのリコンストラクションオブライトだ。

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「リ」だ「リ」。2000年の、ヌォーボメタルと言われたミレニアムクリムゾンのコンストラクションオブライトに「リ」が付いてリコンストラクションオブライト。デビュー40周年シリーズの最後を飾って2019ミックスとしての再構築盤。国内盤を待ち続けて、ようやく発売されたので早速開封。3周ほど聴いた。それも2000年時点の「リ」の付いてないコンストラクションオブライトと軽く聴き較べながら。

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上記写真の左が2000年のオリジナル国内盤。今回の国内盤はCD1枚(HQCD)とDVDオーディオの2枚組を2種の紙ジャケに収めて。

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「リ」コンストラクションオブライトの新規ジャケットと、2000年のコンストラクションオブライトのオリジナルジャケのそれぞれ紙ジャケ仕様。

7人編成で復活して現在は8人編成として毎年ツアーを繰り返すクリムゾンだが、当初の7人編成ではオリジナルメンバーの宮殿期やウェットンブルーフォード期の楽曲を惜しみなく披露して、私含めた旧来のファンを、驚きと共に大歓喜させたのは記憶に新しい。7人編成の2015年来日公演の満足感の高さは、個人的に生涯ベスト3に入るライヴだった。しかしその記憶を上塗りする2018年来日公演の素晴らしさも格別であった。その時の記事でも述べたけど、2015年来日公演の時に、宮殿期とウェットンブルーフォード期の楽曲をお腹一杯楽しめたので、2018年の時はそれ以外の時期の曲も楽しみたかった。いつまでも、レッドをやったかやらなかったか、という観点はもう私の中には無かった。その意味では80'sもあり90'sもあり、リザード曲もありアイランズ曲もありで非常に楽しめたのだけど、特に嬉しかったのはミレニアムクリムゾンの戦慄Ⅳであった。2000年当時から本作はリアルタイムで聴いて結構好きだった。太陽と戦慄の続編パートⅣ、フラクチャーの続編フラクチャードが目玉だったのは言うまでもない。でもその頃は仕事その他が忙しくてライヴとか全然行ってなかったので来日公演も知らない。そこで戦慄Ⅳもフラクチャードも演奏されていたのは今にして思えばその場に居なかったことは残念ではある。それだけに余計に2018年来日公演で戦慄Ⅳをやってくれたことは望外の喜びだった。このヘヴィで威厳に満ちた2曲の難曲は、90'sのダブルトリオ期を凌駕する音の存在感であった。90'sダブルトリオは先行ミニアルバムのヴルームでオオッ!!って来たけどフルアルバムのスラックで、ん?って止まってしまったから。今回その戦慄Ⅳとフラクチャードを収めたコンストラクションオブライトが、新規ミックスかつ、ドラムがVドラムだったのを、元音源が紛失したとかで新たにパットマステロットの生演奏をレコーディングして差し替えているとの事。その時点で楽しみだったのだ。

実際、今回の「リ」コンストラクションオブライトを聴いてみて、楽しみだった期待は満たされた。ホントに期待通り。いや、2000年時点のオリジナルのコンストラクションオブライトも大好きだったんだよ。でも今回の「リ」はそれを上回った。これは最高だ。オリジナルはアレはアレで2000年時点の、ファンが思うヘヴィなクリムゾンらしさをVドラムというデジタルツールを駆使して、先端たらしめようとした試行の結果として最高だったと思うのだ。進みゆく道も間違ってなかったと思う。しかしあれから19年、ここでドラムパート音源データの紛失から、パットマステロットのアコースティックドラム(エレドラも含まれてる?)の新規生演奏トラックに差し替えたのは、ケガの功名となってさらに1ランク、本作を引き上げた気がする。Vドラムだって別に演奏をプログラミングしたのではなくて実際にマステロットが演奏したんだろうけど、やはりそこからの出音はデジタル音。生ドラムとは違う。いくら生ドラムに近い音が出せるとか言っても、じゃあ生ドラム叩けばいいじゃんってなる。今回の「リ」では、デジタル臭に埋没する音空間のレンジの狭さ?が解消されて、とても生気があって音空間も豊潤になったというか。いやコレ、私のバカ耳バカ脳の感覚だから、コイツ何言ってんの?って思われてもそれはそれでご自由www。ヘヴィで複雑でカッコいい楽曲に、更に生の血が通って迫力と躍動感が増したことは間違いない。ま、曲によってはほとんど聴かない曲もあるんだけどww、例えばプロザックブルースとかオイスターとかww。でもタイトル曲とフラクチャードと戦慄Ⅳ~Coda、これらの楽曲だけで本作の価値は70年代の諸作に負けない価値があるし、まして今回のドラム差替え&新規ミックスで、そのステータスはさらに上がった。しばらくこれは愛聴盤になるぞ。

それにしても最近、かつてのアルバム作品を、ドラムを差し替えた新規ミックスっての、多いよね。買ったきり未開封だけどペンドラゴンの40周年記念盤もそう。ピンクフロイドの87年以降BOXでも「鬱」はドラムトラックが差替えになったそうだし。それでアルバムの完成度がさらに上がるなら言うことはないし、熱心なファンからすると、オリジナルと差替え新規ミックスと、2種類楽しめて面白いし。

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