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2020年6月 4日 (木)

チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット 「CWF2」 (CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT "CWF2")

原則24時間365日の交代制シフト勤務ゆえ、残業というのは殆ど無いはずの仕事なんだけど、先月から管理業務になったのと今月6月アタマから2週間ほど特殊な対応が入るもんだからか、一昨日から昨日にかけての泊まり勤務では仮眠時間も仕事するわ、明けで退勤するはずの定時を過ぎても仕事しないといけないわで、残業しまくりとなってしまった。一日8時間の仕事で残業するのとは全然違う。いくら仮眠時間があるとはいえ24時間の仕事で更に帰れずに残業したら、イヤぁ~これはさすがにキツイわ。ヘトヘトなんてもんじゃない。やっと管理業務に慣れかけたところでこの感じ、しばらく残業の日々が続きそうだ。というワケで10日ほどブログ更新もほったらかしとなった。

公休の本日、季節が暑くなってきたのもあって、ウォーキングのリズムをちょっと変えてみることにした。いつもは午前10時台から昼前までを目途に歩くんだけど、暑い中で歩くと熱中症とか危険だからってオカンがガミガミうるさくてしょうがない。ちゃんと水分補給してから歩くし、もともと色白なので夏場くらい少しは日焼けしたいと思ってわざとガンガン暑い日光浴びながら歩くのが好きだったんだけど仕方ない。しばらく暑い間は、公休の日は朝8時台からウォーキングすることにしてみた。起きれたらね。仕事で疲れ切ってて起きれなかったら夕方にするしかないけど。今日の京都は予想最高気温が33度とか言ってたけど、さすがに朝8時台から歩いたら、気温が上がり始めるころにウォーキング終了となるから、確かに快適は快適だったな。ちょうど8000歩のウォーキングだった。

暑くなってくるとやっぱりAORだ。今日のブログ更新は、先日のキングクリムゾンのセイラーズテイルズBOXの第2弾を予定していたんだけど、気分がAORなので掲題のCWFで行くことにした。元シカゴのビルチャンプリン、TOTOのジョセフウィリアムス、そして実質的にプロジェクトの推進役のピーターフリーステットによる連名作の、フルレングス作品としての2ndが先日発売された。

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そもそも純然たる「新譜」を買うのが久しぶりな気がする。ミュージシャンやレーベルからしてみたら、コロナ禍のいま、期待の新譜をリリースしてもプロモーションにリキ入れられないし、ましてプロモーション兼ねたライヴツアーも出来ないんだから、新譜のリリース自体を延期するのは仕方ない。我らがスティーヴンウィルソンも、世界が待望する新譜を今年2020年6月発売予定だったのがやっぱり延期になったし、ムーンサファリもそうだ。そんな中で敢えて発売されたCWFの2nd、全体的には期待通りというか、安定の高品質作品となった。ちなみに前作、CWFの1stのレビューはこちら。

チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット 「シー・ダブリュー・エフ」 (CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT "CWF")

少し前に本作2ndに先立ってミニアルバムが発売されてたようだけど、敢えて2ndのフルアルバムを待っていた。それでは本作CWFの2nd、全曲レビューするにはちょっとためらう部分があったんだけど、軽~く一言ずつ、ということで全曲レビュー行ってみよう。

Runaway Dancer
オープニングはメロディアスハードっぽい曲。どうりで、メロハーのWORK OF ARTのメンバーとピーターフリーステットの共作なんだ。いかにも気持ちのいいメロハーだ。ジョセフウィリアムスが歌うとハードめのTOTOに聴こえてしまうところが悪くない。

10 Miles
これは先行配信されていたかな。それこそAORバラードって感じ。ピーターと、出ましたランディグッドラムww、この二人の共作。ヴォーカルはジョセフとビルチャンプリンで分け合っている。間奏のギターソロも嫌味にならない甘さがちょうど良い。

Love In The World
なんとマイケルマクドナルドがゲストヴォーカル。個人的にはマイケルマクドナルドにあまり興味がないので(コラッww)、ヴォーカルはジョセフとビルで分け合って欲しかった気が。曲は悪くない。いい曲。

Amanda's Disguise
これまたピーターとランディグッドラムの共作曲。出だしの爽やかなギターの響きがイイ。しかもそれを延々やらずにすぐ引っ込めるところがイイのだ。嫌味にならない爽やかさ。歌メロも含めて爽やかで少しだけ胸キュンな要素もあって、個人的にはこれが本作一番のお気に入りかな。終わり方が唐突なのがちょっと惜しい。

Between The Lines
これもいかにもAORって感じのイイ曲。イイ曲、という以外に特に感想なしww。気分よく聴き流せる。いい意味で。

Look Away
なんとシカゴの88年No.1ヒット曲のカヴァー。ビルチャンプリンのシカゴ在籍時のヒット曲をビル自身が歌うんだから文句はないww。CWFのライヴ時の録音をそのまま採用しているようだ。

All That I Want
ん? 聴き覚えがあるなぁと思ったら、CWFの1st収録曲の新規ミックスとの事。ノリが良くなった感じかな。

Restless Love
一瞬ポールマッカートニーを連想してしまったが、国内盤ライナーを見てみると、やはり中期ビートルズっぽいと書いてある。まぁそういう曲だ。

Price Of Love
ビルチャンプリンの奥様タマラのヴォーカル曲。悪くはないけどCWFのアルバムに入れる必要はあるのかな?って感じww。

Sometimes You Win
これまた聴き覚えがあるなぁと思ったら、CWFの前のウィリアムス・フリーステットの収録曲だ。何とランディグッドラムとジェイグレイドンによる楽曲で、悪かろうはずがない。それはそうなんだけど、ここで再び取り上げてビルとジョセフのデュエット曲にして収録する必然性はよく分からない。イイ曲なんだけど。

以上、日本盤ボーナストラック3曲は割愛。

最初に書いた、全曲レビューするにはちょっと躊躇うなって思ったのは、終盤が、既発曲のニューミックスだの、カヴァーだの、ビルやジョセフ以外のヴォーカル曲だの、そこらへんでちょっとダレてしまったのが勿体ないなぁと思ったのだ。純然たる新曲の10曲じゃない。前半の新曲群がどの曲も良くてイイ意味で、オオッ、って思えただけに終盤が惜しいのだ。ジョセフがTOTOの40周年ツアーで忙しかったのが一因になっているようだ。実際今作はジョセフがヴォーカル以外では特に楽曲提供もしていないようだし、その分ビルの貢献度合いは高いけど、若干苦肉の策の末の2ndアルバムになったように感じてしまうのが少し残念。

本作国内盤のライナーは3月に書かれているようで、その時点では来日も見据えていたようだ。コロナ禍でそんなもの全て吹っ飛んだと思うけど、いずれ来日公演もあるだろう。もしその際は頼むからコットンクラブはやめてくれ。東京だけになってしまうww。ブルーノートもダメだ、東京名古屋だけになってしまうww。ちなみにそのライナーに書かれている情報は楽しみだ。ビルチャンプリンはソロアルバム制作中。TOTO40周年活動が一区切りついたスティーヴルカサーもソロアルバム制作中でジョセフも手伝っていると。そしてそのジョセフもソロアルバムを制作していて逆にルカサーも手伝っているとの事。

いろいろ言ったけど、なかなか楽しみな新譜情報のない中で、久しぶりに楽しめましたよ。

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