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2020年7月26日 (日)

ジェネシス 「ライヴ・オーヴァー・ヨーロッパ 2007」(GENESIS "LIVE OVER EUROPE 2007")

ピンクフロイド後期BOXレビュー()の続きは案の定、休憩だ。またあの巨大箱を開けてディスクを掘り出すの、気が重いんだww。クリムゾンのセイラーズテイルズBOXもペンディングのままなのはもちろん覚えてるよ。忘れてない。あぁ、忘れてない、忘れたい( ^ω^)・・・。スターレスBOXに至っては続きやってませんが何か?くらいにもはや開き直ってるし。なんだかんだ、やっぱり単品CDはイイ。それも紙ジャケとかじゃなくてシンプルなプラケ、これが一番扱いやすくて気軽に聴き易い。

世間様の4連休は中日の2日目朝から3日目朝にかけての泊まり勤務で、初日と本日4日目は公休という、たまたま少し楽なシフトの組合せに当たっていて助かった。今日あたりは遂に初めて、拙ブログでカンサスを取り上げようと思っていたんだけど、肝心の新譜がまだ届かず。今月22日発売で、その前にタワレコオンラインでオーダーしてあったんだけど、フラゲ対象じゃなかったからか到着はなんと明日の予定。明日はまた泊まり勤務で、受け取るの明後日になるし、受け取ってもどうせその日は泊まり明けで寝て過ごすだろうから、もう1週間後くらいまでカンサスの新譜レビューは無理。一応Spotifyで1周フルに聴き終えているんだけど、もう一回ちゃんと自宅のオーディオで聴いてからがイイかなと思って。

そこで今日は埋め合わせと言っては失礼だけど、最近中古で入手したジェネシスの2007年再結成ツアーのライヴ盤を取り上げる。

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2007年の再結成ツアーは当時それなりに注目はしていたんだけど、何しろ仕事がモーレツに忙しかった頃で、2006年にひっそり始めた拙ブログも更新せずに放ったからしにしてることも多かった頃。確か欧州ツアーは全公演オフィシャルブートで発売するみたいなリキの入れようだった記憶がある。でもツアーが終わってこのライヴ盤やライヴ映像作品が出る頃にはもう仕事の荒波の中でリリース情報のチェックもしたりしなかったり、そんな感じで購入も見送っていた感じ。キャリアを総決算するリマスター作品群も、70年から75年分、76年から82年分まではどうにか購入したけど、後は83年以降分やライヴ作品群は本作と同様に買いそびれたまま今日に至ってしまった。最近になって、トリオのジェネシスでラストドミノツアーの発表があって、やっぱり揃えておこうかなと思ったけど、もう普通に市場には出回っていない。現実に何らかの形でジェネシス名義で活動してないせいもあるのか、日本盤なんかは再販もされてないのか入手し辛くなっていて、中古やオークションで見かけてもなかなかのプレミア価格だ。それでもどうにか本作と、あとライヴ盤BOXは中古で状態の良いのを安価で入手成功した。

本作、というかこの2007再結成ツアーの素晴らしいのは何と言ってもセットリストだ。オープニングがDUKEで始まるところが最高。改めてジェネシスを歴史を俯瞰して見ても、やはりDUKEはイイ意味でのターニングポイントである。80年代のスタート作品でポップ感覚とプログレ感覚が見事に融合して、私が時々言う、面倒臭くない「カッコいいプログレ」が1曲目から炸裂する。それを2007ツアーのオープニングに持ってきた辺りが、当の3人にとっても何らかの思い入れとか意志を込めていると思うのだ。また、個人的に大好きなRipplesが入っているのは重要なポイント。私の大好きな4人ジェネシス時代の美しいバラード。ここでは原曲のイメージを更に美しく彩るシンセのアレンジが新たな感動を呼び起こす。これは見事だ。それ以外はやはり3人ジェネシスに期待されているものは80年代以降の楽曲だし、そこにプログレ時代からの旧来のファンにも楽しめるメドレーなんかも入れて、そこそこ楽しめる高品質のライヴ作品となっている。

今年2020年後半に予定されていた3人での再結成ツアーは、コロナ禍の影響で2021年4月へのリスケが発表された。旧来のプログレ時代のジェネシスから好きなファンからしたらピーターゲイブリエル、スティーヴハケットも入れて5人で、っていう夢は今回も実現はしない。いやもう大規模なツアーという形では5人でのツアーは絶対実現しないだろう。単発イベントとかツアー中の飛び入りで1曲だけ、とかはあるかも知れないが。なぜならこのような再結成ツアーってのは、莫大な金が動くし、莫大な金を動かせるプロモーターが主導して企画を提案するに決まっているのだから、金を動かせるプロモーターからしたら、ジェネシスという名前でのツアーに期待するものは当然、メガヒットしたインヴィジブルタッチのジェネシスなのだから。そこにゲイブリエルやハケットは不要、となる。マニアックな旧来のファンの思いなどビッグビジネスには関係ないのだ。でもそれでもジェネシスはジェネシス。ラストドミノツアーの企画が米国や日本に持ち込まれるかどうかは分からないし、椅子に座ったまま唄うフィルコリンズを観るのも少し複雑ではあるが、可能性があるならやっぱり見てみたいので来日祈願だ。

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